赤ちゃんの口臭の原因|気になる子どもの口の臭いをケアする方法とは?

口臭の原因

まだ赤ちゃんなのに我が子の口が酷く臭く、一瞬顔を背けてしまったパパやママは少くないでしょう。

初めて我が子の口臭に気づいた場合には驚いてしまいますよね。ミルクや母乳しか飲んでいないはずなのに「なんで?」と疑問を抱くでしょう。

ミルクや母乳の甘酸っぱい臭いは普通のことですが、実は赤ちゃんでも酷い口臭を発することも珍しくありません。

原因も様々なので改善策も含めて早速見ていきましょう。

赤ちゃんの口の臭い(口臭)の原因12選

まずはじめに、赤ちゃんが口臭を発している原因として考えられることを説明していきましょう。

中には予想もしなかったような原因も含まれますので、心当たりがないかどうかチェックしてみましょう。

眠りから覚めたばかり(寝起き)なのが原因

大人でも目覚めた時、口の中が酷く臭うということは少なくないでしょう。それは赤ちゃんも同じだということは、あまり知らない方が多いです。

なぜ寝起きに口の中が臭うのかというと、寝ている間は唾液の分泌量が減り唾液が口の中を行き交わない状態になります。

そうすると起きている時に比べ、寝てる間は口の中の細菌が非常に繁殖しやすいため寝起きに口臭が出やすくなります。

虫歯・歯周病が原因

ミルクや母乳だけを飲んで、ほとんど離乳食を食べていないような赤ちゃんでも虫歯になってしまう場合があります。

生えたての柔らかい歯にも歯垢がつきますから、赤ちゃんだって虫歯になる可能性はあるのです。

赤ちゃんの場合は大人に比べて歯周ポケットはそんなに深くないので歯周病になるリスクは極めて低いものの、お口の中を不潔にしていることは決して良い影響があるとはいえません。

これらが影響して口臭を発している可能性もあります。

糖分の多い食べ物ばかりを食べているのが原因

皆さんは、赤ちゃんの「おやつ」は甘いものばかり与えていませんか。赤ちゃん用の市販の甘いものには、思っている以上に糖分が含まれている商品があります。

そのような糖分の多い「おやつ」ばかり食べさせていると、常に口の中が細菌が増えやすい状態になってしまいます。おやつだけではありません。

子ども用の飲み物だってそうです。100%ジュースにも実は糖分が入っています。野菜や果汁ジュースは適度なら体にもよいですが、過剰摂取はやめましょう。

そして、忘れてはならないのが果物です。果物にも糖分が含まれてますからダラダラ食べさせたり、食べさせ過ぎはNGです。

舌が汚れているのが原因

大人と同様に赤ちゃんの舌にも汚れがつきます。舌苔といいますが、大人でも舌が黄色や白い人いますよね。

白い場合は直前に食べた食べ物や、疲れていたり病気と関わる場合もありますが舌苔が原因である場合も多々あります。

大人でも歯磨きをしっかりしているのに、なぜか口の中が臭う…そういう場合は実は舌苔が原因で口臭がある場合も少なくありません。

ストレスが溜まっているのが原因

ストレスと口臭の関係を意外に思われる方もいるでしょう。しかしストレスと口臭は密接な関係があります。

赤ちゃんのストレスが口臭を発生させている原因となっている場合は、ストレスを感じることで唾液の分泌量が低下しているからです。

ストレスにより口が渇き、口臭を発するのです。また、緊張状態が長く続く環境もストレスがかかり同じ状態になりやすいです。

赤ちゃんの精神面の心がけも非常に大切になりますね。

口呼吸(鼻づまり)になっているのが原因

大人も同じですが風邪や花粉症または鼻炎で鼻づまりを起こした場合には、どうしても口で呼吸するようになりますよね。

鼻がつまり口呼吸をしていると口が渇く現象である「ドライマウス」になります。

ドライマウスになると非常に口臭が出やすくなりますから、赤ちゃんの口臭が気になる場合があります。

栄養不足が原因

実は栄養不足も口臭に関係します。赤ちゃんに限らず大人にもいえることになりますが、栄養不足が原因で口臭が発生してしまうケースも多々あります。

赤ちゃんの場合ですと、鉄分不足になってしまう場合もあり鉄分を補うための薬があるぐらいです。

なぜ鉄分不足が口臭に繋がるかといいますと、鉄分不足で酸素が全身に届かなくなるとアンモニアの分泌や乳酸の分泌が起きやすくなり口臭を発生するのです。

睡眠不足が原因

赤ちゃんも睡眠不足により自律神経が乱れるという現象を起こします。

そうすると唾液分泌量が減るだけではなく、免疫力さえも低下してしまい口の中の細菌が繁殖しやすくなります。

その結果、鼻をつまみたくなるような口臭の原因になるわけです。特に赤ちゃんは環境の変化にはデリケートです。

例えば寝かせる時間や寝る環境は整っていますか?ラジオやスマホ、テレビの音量が大きな環境や、電気がカンカンとついたままの部屋で寝かせていませんか。

また、ジメジメした環境やオシッコやウンチをしっかり拭き取っていない痒いオシリのまま入浴もさせずに寝かせていませんでしょうか。

特に夏場は、赤ちゃんだって汗をかいた体が痒いですし気持ちが悪いと感じていて睡眠不足に繋がります。また、温度や湿度も大切です。

口腔ケア(歯ブラシ)不足が原因

赤ちゃんは約生後6ヶ月頃から離乳食を開始していきます。

次第に赤ちゃんの口の中に白い歯がポツリポツリと顔を出し始めるのですが、良くあるのが大人ほど沢山食べてないからとか、味の濃い食材を食べさせていないからという理由で歯磨きをしてあげていないパパやママがいます。

しかし、それは大きな間違いです。味が薄かろうと量が少なかろうと、食べた後は大人同様に口がネバついたり細菌が繁殖しやすくなります。

口腔ケアをしなければ、当然赤ちゃんも口臭が出てしまいますよ。

便秘が原因

赤ちゃんは離乳食を開始したばかりの時期は、慣れていない固形物が体に入ってくるようになり消化に対応できず便秘ぎみになりやすいです。

また、離乳食の栄養バランスがとれていない場合にも赤ちゃんの便秘は起こります。便秘になれば大人同様に腸内で臭いガスが溜まり体からも臭いを発生します。

発生した臭いガスは全身へ送られ体だけでなく口臭となって発生するのです。この場合、口臭が便の臭いに近くなりますので便秘を改善してあげましょう。

膿栓(臭い玉)が溜まっているのが原因

膿栓(のうせん)とは膿が固まったものをいいます。

喉の奥の扁桃腺がある辺りに、何かが点々と付着しているかのように見える場合があります。

これが臭いのもとである膿栓です。咳をした時に痰と一緒に取れてきたり、くしゃみをした時にも取れてきたりしますが非常に強烈な臭いを発します。

なんせ膿が固まったものですから、とても臭いです。

そんなものが常に喉の奥にあるわけですから、当然ながら呼吸と一緒に臭いが発しますので口臭となり臭いを撒き散らします。

膿栓は手や歯ブラシで取ろうとしても喉の奥にありますから、簡単には取れません。

粘膜を傷つけてしまう可能性が非常に高いので、可能性を疑う場合には耳鼻咽喉科に相談することをお勧めします。

歯科でも相談可能なところもありますが、最終的に膿栓の除去は喉の近くの組織なので耳鼻咽喉科でやることになります。

病気にかかっているのが原因

病気による口臭は、赤ちゃんの場合は腸の病気や小児糖尿病が挙げられます。

どんな病気が原因にしろ、病気が原因で口臭を発する場合には赤ちゃんの体に有害ガスやアセトンといったものが生成されていることが多いです。

例えば口臭がアンモニア臭や腐敗臭、赤ちゃんとは思えない程に強烈な臭いの場合には体がSOSを出している可能性が高いです。

多少の口臭というレベルではなく、いくら我が子とはいえ耐え難い程に強烈な口臭を発する場合には病気も疑わなければなりません。

赤ちゃんの口臭対策

ここまでは赤ちゃんが口臭を発する原因を紹介してきましたが、ここからはそれらを解消する方法を紹介していきたいと思います。

赤ちゃんですので、できることは限られていますが…ちょっとした工夫でそれらを改善できる場合も多々あります。

歯磨きなど口腔内のケアで清潔を維持する

乳歯の生え変わりの時期は、歯を清潔に保つことが口臭予防の基本になります。

歯が生え初めは歯ブラシだと歯茎を傷つけたり痛がったりするので、ガーゼなどで歯の汚れを優しく拭い取るようなイメージで清掃します。

歯ブラシを使用するのは、ある程度歯が生え揃ってきたらにしましょう。

もし歯ブラシの仕方に自信がなければ、小児歯科で検診を兼ねて診てもらいましょう。

歯に付着する歯垢は白く見落としやすいので、一度正しいブラッシング方法を歯科衛生士から学び定期的に診てもらうことをお勧めします。

適度に水分補給をする

赤ちゃんは激しい運動をしなくても、良く汗をかき口も乾きます。いくらミルクや母乳を十分に飲んでいるからといって水分も足りているとは限らないのです。

特に寝起きや風呂上がりには水分補給をしてあげたり、口が渇いてそうだなと感じたらガーゼなどに水を含ませ口の中を湿らせるだけでも違ってきます。

口の渇きを気にするあまり、過度に水分を与えすぎると下痢したりしますので注意しましょう。

鼻詰まりの原因を治す

赤ちゃんは鼻の穴も小さく、ほんの少しのことでも鼻づまりを起こしやすいです。

例え少しの鼻水でも、ほったらかしにしていれば鼻水が固まり簡単に鼻がつまってしまいます。

鼻がグズグズしていることに気がついたら、鼻づまりの原因を見極め対処してあげなくてはなりません。

赤ちゃんは自分の力で鼻をかめないので、鼻水を吸入器してあげる器具も売っています。

固まりかけた鼻水は、細い綿棒で優しく取り除いてあげたりするのも良いです。

完全に硬くなったものは、そのまま取ると痛い場合があるので風呂に入ったあとですと水分を含んで柔らかくなり取り除きやすくなります。

部屋の乾燥も鼻づまりを起こしたりしますから、特に冬場は加湿器を使って室内の湿度を適正値に保つようにしましょう。

便秘解消の為に食事の改善や適度な運動をする

便秘には赤ちゃんの適度な運動も大切ですが、赤ちゃんのお腹マッサージや優しく股関節を動かしてあげるのも良いです。

また、ミルクが体に合わずに便秘しているケースや栄養バランスの乱れ、水分不足も考えられますから赤ちゃんの食生活も見直しましょう。

舌の掃除を適度に行う

赤ちゃんの口臭を感じたら、口腔内のケアは最低限やらなくてはいけないことですが、歯だけではなく舌の汚れも注意してみて下さい。

赤ちゃんにまだ乳歯が生えていない状態にあっても、舌にミルクや母乳のカスや舌苔により舌が白くなります。

ミルクや母乳のカスも、ゆくゆくは舌苔になりますので濡らしたガーゼで舌を撫でるように優しく汚れを取りましょう。

力を入れすぎたり、擦りすぎはいけません。あまり奥まで触ると嘔吐反射が出る子もいますから、嘔吐反射が強い子は要注意です。

舌のトレーニングを一緒に行う

舌を動かすことは唾液の分泌も促されますし、非常に良いことが沢山あります。赤ちゃんと向かい合って遊び感覚で一緒に舌を出して「べー」の動きで舌を出してみたり、舌を左右に動かすなどして舌のトレーニングも是非お勧めです。

赤ちゃんの口臭が気になったら病院に連れていくべきなのか?

赤ちゃんの口臭が病気を疑う程に酷く臭い場合や、それが毎日となると病院での診察をお勧めします。

ミルクや母乳による甘酸っぱい臭いではなく、異常ともいえる耐え難い口臭の原因として病気が関わる場合が多いのです。

単なる口の渇きによる口臭は、耐え難いほど臭いとはいえませんが病気による口臭の場合は明らかに臭いのレベルが違ってきます。

それに加え、発熱も伴う場合には要注意です。その場合は、風邪や何らかの病気の可能性があることを頭に入れておきましょう。

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