口臭の原因は9割以上が口内環境!病気が原因は約1割程度

口臭の原因

他人と話す時、それがビジネスでもプライベートでも口臭は気なるものです。自分では大丈夫なつもりでも、もしかしたら・・・。

不安になりだしたら朝の通勤電車も憂鬱になってしまいますね。そんな、私たちの生活を脅かす「口臭」は殆どケースが口内環境にあります。

お口の環境は、習慣で改善できるものが殆どなので、ぜひこの記事を読んだ直後から意識してみてくださいね。

また、少ないケースですが病気が原因となる事も。口臭を伴う病気には、重い病気も多数あります。

病気由来の口臭は独特な臭いがしますので、この記事を読み進め、参考にしてみてください。

舌が口臭との関係性NO.1

口臭の原因で最も多いのが、舌から発生する「ガス」。その「ガス」の発生源は、食事の食べカス。

舌は拡大すると凹凸の構造になっており、この凹部分に入り込んだ食べカスを、バクテリアが分解する事でガスが発生してしまいます。

また、喉にも同じ食べカスが原因でガスが発生します。実は、毎日行っている歯磨きで掃除出来る食べカスは全体の10%~20%割程度。

ですので、デンタルケアだけでは最も多い口臭の原因、「食べカス」を除去出来ていないのです。

この原因を除去する最も手軽で効果的なのは、こまめに”水道水”でうがいをする事です。
水道水には塩素が入っており殺菌効果もあります。

主な原因は「カス」ですが、続いて多い原因の雑菌の繁殖を同時に抑える事が出来るので、なるべく水道水や市販のうがい薬を使ってうがいしましょう。

ただし、うがい薬はやりすぎると喉を傷めるので食事後以外はあまり使わない事をおすすめします。

唾液の分泌量が口臭の原因?

口臭の原因の一つとして雑菌があります。

唾液が少ない状態がなぜ口臭に繋がるのか、具体的なメカニズムはどうなのでしょう。
唾液が少ない状態とは、イコール口腔内の酸素量が少ないという事です。

なぜ、酸素量が少ないと口臭に繋がるのかというと、「嫌気性菌」という酸素が好きない状態を好む菌が活性化してしまうためです。

活性化した嫌気性菌は、多くの歯垢(プラーク)を分解し、これが口臭に繋がります。
この酸素が少ない状態を作らい方法は、

  • アルコール、カフェインの過剰摂取を避ける

利尿作用があるので、過剰摂取による脱水症状が口内の乾燥に繋がります。

  • 水分摂取量が少ない

より重要な部位に体内の水分が回され唾液分泌が後回しにされてしまいます。

  • 過度の緊張を避ける

緊張すると、唾液は粘質が強くなり量が減ってしまい乾燥(喉が渇いた)状態になりやすいのです。

  • 年齢

高齢になるにつれ唾液分泌量が減る傾向にあります。

  • 先天的に唾液量が少ない

あまり多くはありませんが、先天的に少ない人もいます。歯磨きを親にてつだってもらていた幼い頃、虫歯になりやすかった人はこれに該当する事が多いです。

唾液が出やすい習慣を作りましょう

唾液の量はちょっとした生活習慣で多くすることができます。
具体的には、

  • ガムをかむ

キシリトール入りなどであれば虫歯予防にもなります。ただし、キシリトールは大量摂取するとおなかを下し安いのでご注意を。

  • リラックス

お風呂にゆっくり使ったり、好きな音楽を聴いたりなど趣味に没頭してみたり。深呼吸も副交感神経優位(リラックス状態)を促しますで、ちょっとした合間にしてみてください。

  • 水を飲もう

特に起床時は、最も口内が乾燥するタイミング。体の中に夜中繁殖した雑菌を取りこまないように、軽くうがいや歯磨きをしてからしっかり水分補給をしましょう。

  • 鼻呼吸を意識

口呼吸は口内の水分を取り去ってしまいます。口呼吸中心の人は歯のかみ合わせが悪くなるり出っ歯になりやすい傾向に。歯並びが悪いと虫歯の原因にもなります。口呼吸は弊害が多い悪癖ですので鼻呼吸を意識しましょう。

虫歯がある人は注意!口臭の原因になっている

虫歯になると口腔内はどうなるでしょうか?

  • 食べカス

前記した通り、食べカスは口臭の最大原因。虫歯部位にゴミが詰まり悪臭のガスが発生してしまいます。

  • 歯周病が発生する

雑菌が繁殖し歯茎が炎症し「歯周病」となります。歯周病になると歯茎から膿が発生しこの膿が口臭の原因となります。

  • 歯の神経の腐敗

虫歯が進行すると歯神経が死んでしまい、これが腐敗して悪臭を発生します。

虫歯は、一旦治療しても詰め物や差し歯の間から暗に進行する事が良くあります。虫歯を治療した方も定期的な検査を受ける事をおすすめします。

口臭から分かる怖い病気8選

口臭はただ臭いだけではなく、もしかしたらその原因に恐ろしい病気がある事も。

上記の口内環境を注意して改善をした後も匂いが気になる方は、下記を参考にして思い当たる節があれば診察をおすすめします。

消化器系疾患の病気

  • 胃・食道・腸のガン
  • 食道気管支瘻
  • 食道ヘルニア

など。

生肉が腐ったような「えそ臭」を伴います。消化器系の病気の原因の多くは食事の質にあると言われています。

高塩分、脂肪の過剰摂取、食物繊維不足などです。また、適度な運動や禁煙も予防につながります。

呼吸器系疾患の病気

  • 肺ガン
  • 肺結核
  • 肺腫瘍
  • インフルエンザや風邪
  • 肺非結核性抗酸菌症

など。この場合も、多くは「えそ臭」を共います。

第一に挙げる原因は喫煙。タバコは肺疾患だけでなく消化器系の疾患の主な原因の一つです。

また、部屋の掃除など汚い空気をなるべく吸わない環境作りも大事です。

耳鼻咽喉系疾患の病気

  • 副鼻腔ガン・咽頭ガン
  • 鼻腔炎
  • 咽頭膿瘍

など。

これも、「えそ臭」を共うものが殆ど。

鼻系の疾患は、ダニやアレルゲンが原因となる事が多いです。部屋掃除や外から帰った際は玄関前で軽く衣服をはたく習慣を。

腎機能障害の病気

  • 糸球体腎炎
  • 慢性腎臓病(CKD)
  • 腎不全

など。

アンモニアのツンとした刺激臭が息に混ざって臭ってきます。生活習慣病が主な原因で、喫煙も肝臓に負担をかけます。暴飲暴食は避けましょう。

肝機能障害の病気

  • 肝臓ガン
  • 肝硬変
  • 肝炎

など。

腎臓・肝臓の病気は共にアンモニア臭を帯びます。

アルコールの過剰摂取は肝機能に負担をかける有名な原因ですね。肝炎などは、食事や水を通して感染する事も特徴ですので新鮮な食材選びと熱処理を心がけましょう。

また、栄養の過剰な摂取なども原因に。

ハードなトレーニングをしてるアスリートの方は、サプリで栄養を補っている方も多いです。

しかし、過剰な栄養摂取はたとえ肥満体系でなくとも肝機能に負担をかけているのでご注意を。

カンジタ感染

性的行為からでなくとも、抗生物質の乱用で良性の菌が死滅し、真菌であるカンジタは繁殖します。

咽頭、気管支、肺にカンジタが発生すると、食べ物が腐乱したような酸っぱい臭い「饐え臭(すえしゅう)」が口から発生します。

睡眠不足や不規則な生活などストレスを抱える原因を断つ。抗生物質はきちんと医師のアドバイスを守って利用する。

カンジタは菌ですので、体の抵抗力が下がると感染するのでその点に注意して生活しましょう。

トリメチルアミン尿症の病気

別名、魚臭症とも言われるこの病気。文字通り魚の様な生臭い臭気を口から発生させてしまいます。

消化をした際に発生するトリメチルアミンが分解されず汗や尿、呼気に混ざり込む病気なのですが。

先天的に分解機能不足もしくは欠如の場合と、肝機能低下が原因の場合があります。後者は、前期の肝臓疾患の項と同じ予防策を。

先天性の場合なら、産魚介類、卵黄、乳製品、豆類、肉類の摂取を控える事が抑制につながります。

糖尿病の病気

生活習慣病の代表的な病気。アセトン臭や、ダイエット臭と呼ばれる果物が腐った臭いが発生します。

発症原因は2種類あります。2型と呼ばれる日本人の95%発症原因は、ストレス、肥満、運動不足、暴飲暴食。

1型と呼ばれる原因は、すい臓のβ細胞が破壊されて、インスリンの生産作用が失われるのが原因です。

口臭から重大な疾患が見つかる可能性

自然治癒に向かわない病気や、命に係わる大きな病気が多くあるのがご理解いただけたでしょうか?

もし、上記に心あたりがある方はすぐに検査してくださいね。病気由来の口臭は本人が無自覚の場合が多いのも特徴。

口腔内原因の場合は、口内環境の変化で臭いの強弱があるので異変に気が付くケースも多くありますが、病気由来は慢性化してるので自分では気が付きにくい場合が殆ど。

重大疾患のサインとしての口臭は特徴的な臭いですので、他人も気が付きやすい。

家族や恋人にそれとなく「私っていつも口臭いかな?」と聞いてみるのが一番いいかもしれませんね。

今まで気にならなかった口臭が気になりだしたら?

もし、この記事を読んで口臭が気になるようであれば、まずは簡単な口内環境の改善から始めてみてはいかがでしょうか?

自分での歯磨きフロストには限界があります。歯医者さんで歯垢や歯石を取ってもらう事も口臭改善に効果だけでなく歯周病や虫歯予防にもつながります。

また、普段からストレスをため込まず、しっかり解消をする時間を作る事も大事です。

軽い運動でストレス解消すると、代謝があがり平時の唾液の分泌も良くなる傾向にありますし、喉が渇き多くの水を飲むので口内や喉の洗浄につながります。

肥満の原因も殆どが運動不足です。口臭を伴う多くの疾患原因に肥満が入っているますので、運動はいい事ずくめですね。

また、趣味に取り組んだりや音楽に没頭したり。もし上記を行っても改善がみられなかったらお医者さんに行くのが一番。

口臭は自分だけでなく、周囲のひとにも好まれるものではありません。ぜひ、この記事を参考にしてしっかりと口臭の原因を改善してください。

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